DYNSIMやSimCentral(AVEVA Process Simulation)等のデータ整理に使えるツールを紹介します。
DYNSIMでは入力データの確認ツールとしてBulk Configuratorが用意されていますが、起動が遅いので個人的にあまり好きではありません。こちらのツールはjs4mファイル(ver6.0以降でのみ使用可能です)を読み取り、内部の入力情報をcsv形式で出力します。以下動作イメージです。一旦csvにしてしまえば、本来入力すべき値が正しく入っているか、一目で確認することが可能なので、重宝しています。
また、DYNSIMではスナップショットを撮る際、textファイルとして保存することができます。Textファイルとして保存していただくと添付ツールで各ストリームの流量、圧力、温度、組成といった基本情報をまとめて取得できます。
こちらからダウンロードすることが可能です。
上記ダウンロードしていただくと、中のzipファイルにはexeとdllが入っています。両方同じ階層のフォルダ内にある状態でご利用ください。
以下簡単な手順を記載します。
スナップショット内の情報からストリームテーブルを作成する場合には、事前にスナップショットをテキスト形式で保存しておく必要があります。
以下ストリームテーブルの簡単な使い方を記載します。
なお、公式のツールではないため、自己責任での使用をお願いします。
また、デフォルト値から変更されていない数値については表示されませんので、ご注意ください。
SimCentralではDynamic計算データをExcel関数で取得することが可能です。ただ、Excel関数を設定するのがちょっと面倒なので、一括で取得するツールを作成しています。
使い方は非常にシンプルで、simxファイルとスナップショットを選択後、genCSVボタンを押すだけです。
こちらからダウンロードすることが可能です。
なお、公式のツールではないため、自己責任での使用をお願いします。
PRO/IIファイルのストリームやThermoの設定情報をまとめて取得するツールを作成しています。
当サイトに不具合、ご意見等ございましたらCEsolutionにお知らせください。